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募集中!11月1日(日)オリジナル天ぷら作りワークショプ

2020年10月09日

香川の食材や工芸が学べる「さぬきマルシェ・ワークショップ」。11月は、高松市川島本町の熊野蒲鉾店 3代目熊野雄太さんを先生に「天ぷら」を作ります。

香川県で「天ぷら」といえば、揚げた練り物のこと。県民にとって、ソールフードと言って過言ではありません。スーパーでも、うどん屋さんでも必ず並ぶ定番商品。揚げ練り物といえば「さつま揚げ」が有名ですが、香川の「天ぷら」は低温で揚げるため淡い色合いが特徴です。

この「天ぷら」を、自分の好みの材料を練りこんで作ってみましょう。
1人4枚(1枚約50g)ほど、上質のタネを成形し、揚げます。弾力があり思いの外、力がいるそうです。
出来上がった天ぷらはお持ち帰りいただけますので、容器をご持参ください。

開催日時 : 2020年11月1日(日)①10:00 ②11:00 ※各回5名まで
※荒天の場合は翌週11月8日(日)開催
場所:サンポート高松西側通路・多目的広場さぬきマルシェ会場内
参加費 : 2000 円
持ち物:手拭き、エプロン、持ち帰り用容器
申込先 : NPO 法人アーキペラゴ
tel : 087-813-1001(土日祝除く月〜金 10:00〜18:00)
mail : info.marche@archipelago.or.jp(お問い合わせフォームからもお申し込み頂けます。)

申込の際に以下の内容をご連絡ください。
1.氏名(参加者全員のお名前をお願いいたします)
2.参加人数(ご家族など複数名で参加ご希望の方はお知らせください)
3.当日連絡がつく連絡先

コロナ対策として以下、ご協力お願い致します。
・マスクの着用をお願いたします。
・開始前にアルコール消毒液で手の消毒をお願い致します。

 

 

熊野蒲鉾店について

熊野蒲鉾店の始まりは「熊野商店」という町の魚屋さん。海辺からは比較的遠いエリアに位置する農村地でしたが、宿場町として栄えていた地域の人たちに鮮魚を届けたいと創業しました。魚屋の代から数えると熊野雄太さんは5代目になります。冷蔵技術や保管技術の向上にともない、鮮魚から加工品の蒲鉾へと扱う内容が変わりました。根底にあるのは町の暮らす人々に寄り添った商品を作り続けるということ。蒲鉾店に移行した当時は、引き出物として人気だった細工蒲鉾が主な商品だったそうです。


鯛のくずし
新鮮な魚肉の身をくずしてつくるため「くずし」とよばれるそう。お祝いの際に食べられる細工蒲鉾の一種。


今でも現役で、戦前から使用されている木型。

 元々は魚屋さんだったため、魚市場のせりに参加できる権利(買参権)を今も持っています。そのため蒲鉾や、天ぷらの具材を直接仕入れることができ、鮮度のよい素材にこだわっています。現在、瀬戸内海を含め日本の漁獲量が減り続けるという課題に直面する中、次世代に天ぷらを引き継いでいけるよう、資源管理された魚を原料に使用するという新しい試みにも取り組んでいます。

練り物作りで肝となるのは、ぷりっとした独特の弾力を出す技術。タンパク質が主原料である練り物は、タンパク質の硬化をどうコントロールするかという科学的な知識と、それを使いこなせるようになる経験の積み重ね。特に蒲鉾作りではどのタイミングで、どの材料を入れるか。また加熱する際の温度帯が非常に重要になります。


この全工程の技術を持つのは熊野蒲鉾店では熊野雄太さんお一人。とても貴重な技術となっています。
普段なかなか触ることない、ぷりっぷりの魚のすり身の弾力や、職人の貴重な技術をぜひとも体験してみてください。

ACCESS

〒760-0019 香川県高松市サンポート2-1
サンポート高松シンボルタワー西側通路

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