NEWSお知らせ
10月4日|出店者紹介、さぬき市地域おこし協力隊さんブース
2015年09月30日
10月4日はさぬき市地域おこし協力隊さんのブースに
知られざる讃岐の逸品が登場します!
平賀源内ゆかりの薬草茶
江戸時代、様々な分野で活躍した平賀源内さんの出生地はさぬき市志度です。
静電気発生装置「エレキテル」を思い浮かべる方も多いと思いますが、
本草学(薬学・博物学)でも多くの業績を残している源内さん。
高松藩の薬草園(栗林公園内の百花園)の管理者に任じられる頼れる存在でした。
さぬき市志度の平賀源内旧邸に、源内さんゆかりの薬草園があります。
管理しているのは源内薬草研究会。
1979年、没後200年の記念で作られた薬草園でしたが、2004年の高潮被害で壊滅状態に。
これをきっかけに立ちあがった薬草研究会が、減ってしまった薬草を再生し今では140種までに増やしました。
「薬草を身近に使ってほしい」と薬草研究会の方達が栽培から摘み取り加工を行い『源内健康茶』を作っています。
ドクダミ、エビスグサ、ジュズダマ、アロエ
4種の薬草を使った「源内健康茶」
苦みがなくスーッと飲みやすい。
歴史と自然界の豊かさに思いをはせながら、滋味深い一杯をどうぞ召し上がってください。
三彩の陶器 源内焼
江戸時代中期、平賀源内の指導によって讃岐国の志度や周辺で制作されていた陶磁器を「源内焼」と呼びます。
源内焼の特徴は、碧、黄、飴色、この三つの色彩。
工程は素焼き、絵付け、本焼き。
素朴な風合いと同時に艶やかな色使い。
当時は斬新な陶器として、その後の焼き物の多くに影響を与えていたようです。
平賀源内旧邸の窯を使って焼き上げる現在の源内焼。
“源内焼クラブ”のみなさんが、ワイワイと楽しみながら作った源内焼は、
記念館のお土産として人気です。
今回のマルシェでは、毎日の食卓に使ってほしい箸置き等をご紹介します。
(text&Photo by さぬき市地域おこし協力隊 舟越 彩子さん)