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レポート|6月8日「さぬきマルシェ」見学ツアー高松中央市場
2019年06月22日
「さぬきマルシェ」が主催する見学ツアーは、香川県産の食材や加工品など、産地や流通の現場に訪れる勉強会です。今回は高松中央市場、水産物棟に特別に訪れました。
最初は全国的にもめずらしいせり下げ方式のせりを見学。
「少量多品種」が特徴の瀬戸内の魚介。
ここでは様々な種類の魚介がせりにかけられます。
価格をだんだんと下げていく下げせりは、
そのような瀬戸内海域の特徴からスピーディーにせりを行う工夫のために採用されています。
(この下げせり方式、種類、量の多い花卉のせりではこちらがメジャーな方式なのだとか)
下げせりが行われているのは、地魚のせりのみです。
高松中央市場、水産物棟では現在
地魚の取り扱いが約3割、県内外の養殖が3割、輸入3割、
そして冷凍魚介の取り扱いとなっているのだそう。
市場の軒先には香川の昔ながらの風物「いただきさん」のサイドカー付き自転車もちらほら。
せりの見学後は養殖のいけすを見学させていただきました。
普段見る事のない水槽や、魚の神経抜きにみなさん興味津々。
ハマチの養殖の発祥の地でもある香川県。
最盛期には1日1000〜2000本の魚を3人体制で神経抜きや血抜きなどの処理を行い移送を行います。
その後はマイナス25度の世界を体感!!
冷凍品の保管場所、巨大冷凍庫に入らせていただきました。
最後に高松中央市場で水揚げされたばかりのお魚を使用したお刺身定食!
本当に美味しいものを食べてもらいたい!」という高松中央市場の方のご厚意で新鮮なお刺身を
準備くださいました。
この日は鰆(皮付き、皮なしの食べ比べ)、天然鯛、ハリイカのお刺身!
小鉢のエビも地のものです。
どれもお魚の甘みを感じられ、ぷりぷりの食感!
みんな完食です。
次回はオリーブハマチが美味しい10月に見学ツアーを開催予定です。
詳細が決まり次第こちらのホームページでお知らせいたします。