VENDERS出店者紹介

三本松高等学校三高みんなの食堂

高校の食堂プロジェクトから生まれたメニュー

東かがわ市の香川県立三本松高等学校で2020年から始まった「三高みんなの食堂プロジェクト」。リニューアルした学校食堂は、生徒がお客さんではなく、地域の方々と協力しながら食堂運営に参加する新たな学びの場でもあります。

目指すのは、学校食堂を地域を元気にする活動へと発展させること。生徒がそれぞれ、地産地消や食品ロスの減少、地域との交流などに着目し、自ら活動内容を提案・実行しています。

考案したレシピの弁当やお菓子の販売を行うマルシェチームはじめ、野菜を栽培する畑チーム、メニュー開発、総務、広報、イベント企画、内装など約50人のプロジェクトリーダーを中心に活動。

また運営主体を東かがわ市の農業法人が担うことで、地元の旬な野菜をふんだんに使ったメニューが食堂に並ぶようになりました。

食堂の目印となる、のれんやのぼりも生徒の手作り。高校のある東かがわ市は日本一の＜手袋＞の産地で、＜かばん・革製品＞の製造も行われており、その切れ端を利用して作ったのだそう。

生徒の皆さんがレシピを考え、農業法人が作ったスープやソーダ、お菓子のほか、東かがわ産の野菜・米などを会場で販売します。

フードロスの問題にも着目し、地元野菜の規格外品や従来は捨てられてしまう部分などを使い、おいしく味わえるよう工夫を重ねたレシピです。

ブロッコリーの冷製スープ

規格外の＜ブロッコリー＞をおいしく食べてもらうため生まれた商品です。トッピングは東かがわ市の旧大内町特産の＜大内パセリ＞。

おにぎり（わさび塩こんぶ、塩おむすび、塩なしおむすび）

お米のおいしさを味わえる、東かがわ市福栄産の新米＜コシヒカリ＞です。新米の甘さを味わっていただけるよう「塩なし」のおむすびも準備しました。

梅シロップソーダ梅マフィン梅ゼリー

高校内の＜ウメ＞の実を有効活用したシロップを使っています。

梅マフィンは梅シロップに使ったウメの実を使用。梅の香りが楽しめる焼き菓子にしました。