VENDERS出店者紹介
Bettim Farm
販売している県産品
いちじく、野菜
まんのう町の<はざまいちじく>
香川県仲多度(なかたど)郡まんのう町を拠点にブランド品<はざまいちじく>を中心にあゆる青果を生産しています。まんのう町産の新鮮な地域特産物をみなさまにお届けします。
<はざまいちじく>について
丸ごと食べられてしまうほど柔らかい皮は、輸送で傷みやすいため、ほとんど流通されることがありませんでした。
プチプチとした食感と濃い上品な甘みが特徴
<はざまいちじく>の羽間(はざま)はまんのう町にある地域の名称で、ここで生産されたものをこう呼びます。土器川中流の左岸を含むこの地域は、水はけのよい肥沃な砂質の土壌、温暖な瀬戸内海気候と、いちじく栽培に適した好条件にめぐまれ、約150年前から栽培が続いています。
作られているのは蓬莱柿(ほうらいし)と呼ばれる、中国より日本に伝わったとされる品種で、西日本で定着しました。
日当たりのよい開けた土地も、日光を好むいちじくの適地。
ほとんどが地元で消費され、中讃地区外の高松市内で出回ることはとても少ないいちじくです。市場価値が高いものの、現在、まんのう町地区の生産者は10軒程度と、高齢化と後継者不足が課題に。
写真右から、代表篠原仁一朗さんと元同僚で会社の立ち上げメンバーでもある野尻佑介さん。勤めていた会社の同僚や、高校の後輩などが想いに共感して集まり、2019年に設立した会社。
「Better Farm」はこのいちじくを全国的に知られるブランドにしたいという目標を持って活動しているという。
「生まれ育った地元のいちじくが有名だなんて、正直、意識したこともなかった」
という代表の篠原仁一朗さん。いちじく畑を営んでいた曽祖父をきっかけに、畑を引き継いだ。立ち上げ当初はこんなにも農業が楽しくなるとは思っていなかったそうだ。
「いざはじめてみると、県内外先のファーマーは、自分がイメージしていた農業に携わる人とは全然違って、とてもかっこよく憧れる生き方をしている人たちばかり。ただ物を売るという事ではなく、関わる人が幸せになる多くの可能性があるんじゃないかと」
はざまいちじく栽培の先駆者であり名人の白川訓弘さんはじめ、地元の師匠達に可愛がられその技術を学び伝承している。
はざまいちじくの栽培はデータ化されておらず、それぞれの畑の性質に合わせた経験が技術となっている。
「日本の農業の課題を体感していく中、農業をやりたい! という仲間を増やしていきたいと思うようになりました。ゆくゆくは農業に特化したコンサルタントのようなサポート事業も構想にあります。農業に特化したアパレルでの展開も予定しています。楽しくかっこよく、農業の仕事を伝え、発信することも目標のひとつです」。
自家農園で収穫したナスやトマトなどの<野菜>も販売しています。
HP https://city-ais.com
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