はかり
香川県ではその昔、国の指定で鋳物、分銅の制作を行っていました。中でも「カンカンの分銅」はその正確さで全国に名を知らせたは有名な製品のひとつです。戦後は、より高度な各種はかりの製作に転じ、材料から完成まで一貫した製造を行うようになりました。香川県では、仕入れ、溶接、塗装、完成に至るまで全てを管理できる生産ラインが確立していたため、一貫製造が可能でした。これは全国的にも珍しく、香川のはかり製造の特徴のひとつと言えます。現在では、農業、土木、化学、産業分野など専門的な計量機器製造や、基盤からソフト開発までを一貫して行うコントロールパネルの一貫製造など、幅広い動きが見られています。これからの未来、ハイテクな技術、計量作業の自動化、はかり自体の大型化はより進むと見られ、さらに高精度なものを求められています。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
- 主な産地
- 高松市、さぬき市