讃岐獅子頭
もともとは神前や仏前に安置され礼拝されていた「獅子頭」ですが、やがてこれを操作し、神徳仏恩を表現するようになったと言われています。その後、祭礼の際、天下泰平、五穀豊穣を祈願して神社に奉納するようになったのが獅子舞だと考えられています。讃岐の獅子頭は、あご、耳、取っ手など一部を除いて張子の手法で作られているが特徴です。粘土や木の型に和紙を張り合わせ、型抜きをした後、胡粉や漆で素地を作り、様々な装飾を施して完成となります。乾漆という技法でつくられているので、軽量で丈夫なところも大きな特徴のひとつです。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
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- 主な産地
- 高松市、善通寺市、三豊市