かがわの県産品 KAGAWA PREFECTURAL PRODUCTS

おいでまい

おいでまいの写真

艶があり、明るい色のお米「おいでまい」。
見た目でも、味でも楽しめるお米を、食べにおいでまい!

旬の時期
出回り時期 最盛期(旬の時期)
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主な産地
  • コシヒカリ並みの粘りと味を実現

    香川県に誕生したお米、その名も「おいでまい」。「おいでまい」は讃岐弁で「いらっしゃい」の意味。香川で生まれたお米を多くの人に食べに来てほしい。そんな願いを込めて名付けられました。「おいでまい」には様々な特徴がありますが、特に顕著なのは、米粒の綺麗さです。現在県内の多くで栽培されている「ヒノヒカリ」よりも高温障害による白く濁った米粒の発生が少なく、玄米の粒に丸みがあり、粒ぞろいがいい。味や見た目にも特徴があり、炊飯すると、米の色が明るく、艶があり、食欲をかきたてます。味にクセがなく、どんな料理とも合い、その粘りと味は「コシヒカリ」に近いものがあります。また、比較的栽培しやすいことも特徴です。草丈が短く、倒伏しにくい。籾の熟れムラが少なく、綺麗に熟れる、など。より品質の良い米が栽培できるという特徴から、香川県の主力品種として期待されています。

  • 香川の気候と風土に合ったお米

    「おいでまい」が開発された経緯として深刻だったのが温暖化問題です。開発当時、県内の水稲栽培面積の半分近くを占めていた「ヒノヒカリ」は、食味は良いものの、穂が出て熟れる時期に高温だと白く濁った粒が出やすいという欠点がありました。県内の水田は平野部に多いため、比較的高温になりやすく、温暖化が進むにつれ、品質の良い米を収穫することが難しくなっていました。そこで、県は2002年から農業試験場で食味が良く温暖化に対応できる新品種の開発を進めました。食味と品質の良い「あわみのり」を母、食味が良い「ほほえみ」を父に、人工交配して生まれたのが「おいでまい」です。様々な調査を通じて、「おいでまい」は「ヒノヒカリ」より特に品質が良く、食味の良い米が収穫できることから、2010年11月に香川県の奨励品種採用が決定されました。本格栽培が始まった2013年産の「おいでまい」は、一般財団法人日本穀物検定協会が毎年実施している「米の食味ランキング」で最高ランクの「特A」の評価を受けました。四国の産地品種が「特A」の評価を受けたのは初めてです。

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