かがわの県産品 KAGAWA PREFECTURAL PRODUCTS

さぬきゴールド

さぬきゴールドの写真

その名の通り、鮮やかに輝く黄金色の果肉をもつ「さぬきゴールド」。
思わず見入ってしまう美しい色合いに加え、限りなく甘いその味は、これまでのキウイという概念を一新した香川県だけのオリジナル品種です。

旬の時期
出回り時期 最盛期(旬の時期)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
主な産地
高松市、善通寺市、三豊市
  • まったく新しいキウイ

    キウイと言えば、通常は鮮やかなグリーンの果実。そして大きさは、たまご程度のものが一般的で、甘味と酸味のバランスが魅力のフルーツです。しかし、さぬきゴールドはそんなキウイの一般常識をくつがえしました。鮮やかに輝く黄金色の果肉、まるでリンゴのような大きな果実、そして酸味が少なくとても甘く感じられます。独特の甘い香りも楽しめる、これまでになかった、新しいキウイです。さぬきゴールドは2005年に登場、2007年頃から本格的に出荷が始まりました。秀品、優品ランクで平均糖度13.5度以上のものは「さぬき讃フルーツ」として、販売しています。また、糖度が高い最上級品を「黄様(おうさま)」のブランド名で販売しています。

  • さぬきゴールドが生まれるまで

    キウイフルーツは、中国の揚子江流域が原産地。しかし、中国では消化器系の漢方薬としては利用されていたものの、品種改良や経済的栽培はされませんでした。その後、ニュージーランドにわたり、1960年代にニュージーランドから日本へキウイフルーツの種子がはじめてもたらされました。香川県では、キウイの品種改良やオリジナル加工品の開発が熱心に行われ、数種のオリジナル品種が生まれました。そして2005年、さぬきゴールドが香川オリジナルキウイの仲間入りを果たしました。さぬきゴールドは、果実が大きく毛じが薄いため、非常にデリケートな側面もあります。特に衝撃に弱いという特徴が、生産を難しくしていました。果実が大きいため、隣同士に並んだ果実がぶつかりやすく、しかも衝撃に弱いので、少し重なっただけで傷になってしまいます。そのため、生産者はひとつひとつ丁寧に袋掛けを行い、ぶつからないように果実の数を調整しながら大切に育てています。生産者が気を配りながら、大切に育て、この新しいキウイ「さぬきゴールド」が誕生したのです。

  • 高い糖度とクセの少ない味が様々な食べ方を実現

    さぬきゴールドは、とにかく純粋に甘いのが特徴。一般に出回っているキウイ「ヘイワード」と比べると、はるかに高い糖度を誇ります。また、ビタミンCが高いことで知られるキウイですが、さぬきゴールドは100gあたりの含有量が通常のキウイの3倍もあります。果実の大きいさぬきゴールドは1つ食べれば大人3人分のビタミンCをまかなうことができます。そんなさぬきゴールドの食べ方は色々ありますが、まずは何と言ってもスプーンですくって食べるのがこのキウイの醍醐味です。大きなサイズのキウイをそのまま食べると、甘さが口の中に広がり、とても贅沢な気分に浸れます。ヨーグルトに入れたり、ケーキやサラダのアクセントとして使うのもオススメです。他にも、肉を料理する前にキウイの果汁をかけると、豊富なアクチニジンの効果で肉がとてもやわらかくなります。ピューレにしてソースをつくると、肉や魚に合い、さっぱりとしたほどよい甘味で料理を楽しめます。

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