三豊なす
なすの原産地はインド東部。日本には奈良時代に中国から伝来し、以来、全国各地で約250もの品種が栽培されてきたと言われます。地方品種の一つである三豊なすは、普通のなすの約3倍も大きく、皮が柔らかいのが特徴です。昭和初期に朝鮮半島へ出向いた三豊の農家がおいしいナスを見つけて、この種を持ち帰ったのが始まりといわれています。一般のナスより開花から収穫まで時間がかかるため、収量が少ない希少価値の高い野菜です。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
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- 主な産地
- 三豊市、観音寺市、高松市
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丸ごと素焼きして焼きなすに。2~3等分して片栗粉をまぶしてソテー。時間をかけてこっくり煮つけ。県民お気に入りの三豊なす料理は人それぞれです。旨みが凝縮されてとろとろになる食感は、どの食べ方でも味わえること請け合い。なすとそうめんを煮込んだ夏の郷土料理「なすそうめん」にするのもオススメです。
観音寺市大野原町 大西 利明さん