ロメインレタス
ロメインレタスは白菜のように縦に長い形が特徴のレタス。
厚みがある葉で、シャキシャキ感があることから、生食だけでなく、炒めものや鍋料理で食べてもおいしい野菜です。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
- 主な産地
- 観音寺市
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香川県でのロメインレタスの生産
香川県では観音寺市を中心に、2016年に本格的にロメインレタスの出荷が始まりました。香川県全域で約30haの作付面積、年間販売数量は740トン(2022年 JA香川県 レタス部会資料)が栽培されています。
観音寺市では稲作の裏作で通常のレタス(以下、結球レタス)が栽培されてきた歴史があり、有機質原料の肥料による土づくりに取り組んできました。瀬戸内の気候と土づくりが香川県のロメインレタスの強みです。 -
ロメインレタスの収穫期は、10月下旬から5月までの約7カ月間。8月のお盆過ぎから種まきが始まります。暖かい時期は種まきから2カ月ほどで収穫できますが、寒くなると成長がゆっくりとなり種まきから収穫できるまで4カ月ほどかかります。旬の時期は12上旬~3月下旬で寒い時期に甘みやうまみが増します。
香川県内の主要産地である観音寺市では、2017年にロメインレタスが「観音寺ブランド認証品*」に認証されました。
*観音寺ブランド認証品とは、消費や販路拡大、農林水産業の振興を目的として観音寺市が認証した農林水産物、およびその加工品。 -
ロメインレタスの特徴
結球レタスは葉が内側に巻いてキャベツのような形になりますが、ロメインレタスは白菜のように葉が立ち上がり、縦に長い形が特徴。葉の長さは30cmにもなります。外側の葉の色は通常のレタスよりも濃い緑色、内側の葉は淡い緑色をしています。
葉は厚みがあり、葉脈もしっかりとしていることから、熱を加えてもシャキシャキとした食感がしっかりと残り、炒め物や鍋ものなどの料理にも適しています。
【ロメインレタスの原産地】
北アメリカではロメインレタスと呼ばれていますが、そのほかの地域では「コスタレス」の名で知られています。コスとは、エーゲ海に浮かぶ原産地、コス島に由来しています。 -
ロメインレタスの栄養について
結球レタスとロメインレタスの可食部100g当たりの栄養価を比較すると、食物繊維、β-カロテン、葉酸などの栄養素は、結球レタスの約2倍です。
・食物繊維(総量):ロメインレタス 1.9g/結球レタス 1.1g
・β-カロテン:ロメインレタス 510μg/結球レタス 240μg
・葉酸:ロメインレタス 120μg/結球レタス 73μg
※日本食品標準成分表(八訂)/可食部100g当たり -
ロメインレタスのおいしい食べ方
ロメインレタスは、アメリカではシーザーサラダのレタスとして人気で、チーズ風味のシーザードレッシングによく合います。
また、炒めたり、煮たり、蒸したりと加熱すると柔らかくなり、子どもからご年配の方まで食べやすくなります。加熱してもシャキシャキとした食感を保ち、ロメインレタスのよさを生かすことができます。 -
オリーブオイルで両面を焼いて、シーザードレッシング、チーズ、温泉たまごをトッピングした「ロメインレタスのステーキ」は素材の味が引き立ち、見た目にも華やかな一品。また、おひたしや鍋ものに、いつもの葉物野菜の代わりに使うのもおすすめです。和洋中の様々な味付け、どんな食材ともマッチする万能野菜なので、色んな料理に試してみてください。
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ロメインレタスの選び方・保存方法
芯の切り口が小さめで白くみずみずしく、葉がシャキッと張りがあるものを選びましょう。
丸ごと保存するときは、外葉をつけたまま、湿らせたキッチンペーパーなどに包んで、ポリ袋に入れ、葉先を上に向けて冷蔵庫で保存しましょう。
大平やさい株式会社
ロメインレタスのほか、結球レタス、スイートコーン、たまねぎ、にんにくなどを季節にあわせて栽培しています。国際基準の農業認証制度グローバルGAP(正式名称:GROBALG.A.P. グローバルギャップ)を取得し、お客様に安全・安心・新鮮でおいしい野菜を届けています。