かがわの県産品 KAGAWA PREFECTURAL PRODUCTS

オリーブ牛

オリーブ牛の写真

讃岐牛の新ブランド オリーブ牛

全国屈指の品質を誇る讃岐牛に、香川だけの味を。そんな思いから誕生した「オリーブ牛」。100年を超えた歴史を誇る、香川県小豆島のオリーブと、瀬戸内の温暖な気候風土の中で古くから育まれてきた讃岐牛。2つの歴史とブランドが融合した、香川県だけのプレミアムな黒毛和牛。オリーブ採油後の果実を与え育て上げた讃岐牛です。オリーブ牛の特徴は、コクがあり、さっぱりしていてやわらかく、しかもヘルシー。女性にもお子様にも優しい香川だけの味です。

旬の時期
出回り時期 最盛期(旬の時期)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
主な産地
県内全域
  • 美味しさの秘密

    オリーブ牛の美味しさの秘密はオリーブに豊富に含まれるオレイン酸&抗酸化成分。オリーブ採油後の果実を給与することにより、脂質があっさりとした味わいとなりました。さらに、徹底した品質へのこだわりが肉の柔らかさや赤身肉の旨味を引き出しています。通常の肉料理はもちろんのこと、ローストビーフやサラダなどに活用することで、オリーブ牛の特徴は最大限に引き出されます。

  • オリーブ牛の誕生まで

    オリーブ牛誕生までには、たくさんの高い壁があり、生産者の方々の苦労の連続でした。構想段階で、大きな課題となったのが、どのようにしてオリーブ採油後の果実を与えるかという点です。はじめは、採油後の果実をそのまま与えてみましたが、牛は食べずに舌ですべてよけてしまいました。その後、試行錯誤を重ね、オリーブの渋みが原因ではないかと考えました。干し柿にヒントを得て、天日で乾燥させたものを試験的につくってみたところ、オリーブの糖分がカラメル風の香りを生み、牛が好んで食べたことから、牛の飼料として利用できることを発見。このように、餌ひとつにしても、様々な苦労と工夫が重なりあい、高品質のオリーブ牛誕生が実現しました。

  • 讃岐牛

    細かく美しい霜降り。ほとばしる肉汁と豊かな口溶け、赤身と脂身のバランスが良い贅沢な味。「讃岐牛」は長い歴史と伝統のもと、瀬戸内の恵まれた気候風土のなかで生まれた「智恵と技」の結集です。

  • 讃岐牛とは

    讃岐牛とは、香川県内で飼育された血統明確な黒毛和種で、肉質の15ランクの内、上位4ランクに格付けされたものを「讃岐牛(金ラベル)」、5・6ランクのものを「讃岐牛(銀ラベル)」としています。讃岐牛は、通常1頭の母牛から1年に1頭しか生産されません。無理なく、常に最高の状態で生産できるよう注意し、約30ヶ月間(700~900㎏)、手塩にかけて育てています。

  • 歴史が育て上げた味

    香川における牛の歴史は、西暦700年にまで遡ります。文武天皇の命により「官牛放牧」が小豆島で行われたことに起源をもちます。明治15年には、全国に先駆け、小豆島で和牛の肥育が始まり、県内各地に広まっていきました。大正時代の初めには、京阪神を中心に流通し、そのころから「讃岐牛」の愛称で呼ばれるようになりました。明治初期から培われた伝統と技は、全国屈指の高い技術を生み出し、全国和牛能力共進会第三回大会では枝肉販売価格日本一の800万円を記録、第五回大会ではフル等級日本一を受賞するなど、高い評価を受けています。

  • 肉そのものの旨味を味わう

    讃岐牛は、牛肉としての優れた品質・味の良さを誇るため、食べ方としては肉そのものの味をしっかりと味わえる料理が最適です。例えば、塩コショウでの簡単な味付けで調理するサーロインステーキ。素材本来の旨味を愉しめる贅沢な逸品です。また、しゃぶしゃぶやすき焼きにすると、とろける口溶け、深いコクと味わいなど、讃岐牛の魅力がたっぷりと愉しめます。

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石井 正樹さん
団体名 小豆島オリーブ牛研究会
団体所在地 香川県小豆郡土庄町
おすすめの食べ方 ステーキ、おでん、煮込み料理等
県内小売店 県下精肉店
「小豆島オリーブ牛」とは、小豆島産オリーブのしぼり果実を配合した特別なえさで育てられた牛のこと。出荷2ヶ月前から毎日200g以上オリーブのしぼり果実を与えた牛の中から、3等級以上のものが「小豆島オリーブ牛」として選ばれます。「肉が柔らかい。脂身部分も甘みがあり、しつこくない」と、食べた方から絶品と言われるほど。おすすめの食べ方は「ステーキ」や「牛スジ煮込み」なんだそう。柔らかく、旨味の強い肉を楽しんでみて。

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