さぬきオリーブ酵母の地酒
香川県酒造組合と、香川県産業技術センター発酵食品研究所の共同開発により、県産オリーブの果実から、酒造りに適した「さぬきオリーブ酵母」が発見されました。この酵母を使って新たに誕生した、4種の清酒は「さぬきオリーブ酵母の地酒」として、令和2年度かがわ県産品コンクールで「優秀賞」を受賞しました。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
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- 主な産地
- 香川県全域
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さぬきオリーブ酵母とは
「さぬきオリーブ酵母」とは香川県で栽培されているオリーブの実の表面から見つけた醸造に適した酵母のことです。
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オリーブオイル -
さぬきオリーブ酵母の誕生秘話
「さぬきオリーブ酵母」は、香川県らしい日本酒を造りたいという香川県酒造組合からの依頼をきっかけとして、平成28年に、香川県の県花・県木であるオリーブから醸造に適した酵母を探し始め、2年以上の月日をかけ発見しました。当初、オリーブの実から見つかった酵母は、あまリアルコールを造らないことが課題でした。
そこで、アルコールが含まれる環境で酵母を“鍛え”、繰り返し選抜を重ねることで、ようやく高いアルコール度数のお酒ができる酵母を見つけることができました。
その後、小豆島酒造、西野金陵、綾菊酒造、川鶴酒造の4蔵が、「さぬきオリーブ酵母」のほか、米、水ともに “オール香川"の原料で仕込み、考案から4年の歳月をかけて、令和2年4月にさぬきオリーブ酵母を使った地酒として発表しました。 -
さぬきオリーブ酵母の特徴
さぬきオリーブ酵母の地酒は、果実のような香りとトロピカルな酸味が特徴で、どんな料理にも合わせやすい味わいです。
「オリーブハマチ」や「オリーブ牛」など、香川県産のおいしい食材と一緒に、ぜひ味わってください。
さぬきオリーブ酵母を使った 香川の日本酒[PDF:2.7MB]