味噌
香川県で「味噌」と言えば、コクのある風味とさっぱりした甘みが特徴の白味噌が有名ですが、小豆島では麦麹に塩だけを加えて仕込む裸麦100%の味噌も作られています。白味噌はあんもち雑煮、サワラやマナガツオの味噌漬けなど、香川ならではの郷土料理にふんだんに使われています。また麦味噌は魚料理によく合います。ビタミンやカリウム、カルシウム、鉄分、サポニンなど、多くの栄養素が含まれた発酵食品です。最近では、毎日一杯の味噌汁がガンを予防することが実証され、注目を浴びています。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
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- 主な産地
- 高松市、坂出市、観音寺市
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昔から、香川県では家庭で自家製味噌を作ってきた歴史があり、大正時代からは産業としても発展しました。香川で作られる味噌の約8割は「白味噌」で、質・量ともに優秀で全国市場に出荷されています。香川県では白味噌を、お正月に餡餅の入ったお雑煮にして食したり、おでんにつけるカラシ味噌に使ったりします。