シズ
楕円形の体形で、小さな口にだんご鼻の可愛らしい魚が「シズ」です。マナガツオの近縁ですが、香川県では大型の親ではなく小さめのシズがよく獲れます。夏から秋にかけてだんだん体を大きくしていき、水温が低くなると瀬戸内海からは出てしまうため、夏から秋の魚として親しまれてきました。昼間は海底の方にいて、夜になるとやや浮上する習性があるので、底びき網では昼間によく獲れます。昔はそれほど馴染みのない魚でしたが、近年では漁獲量も増えてきて、料理店や家庭の食卓でもお目にかかれるようになってきました。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期（旬の時期）
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- 主な産地
- 播磨灘
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身は白身でやわらか。身離れがよく、塩焼きにしたものでもお箸で簡単に身が取れて、食べやすいのも特徴です。また、硬い骨がなく、やわらかいので小骨も気にせず食べることができます。値段もお手頃で手に入りやすく、煮付けや塩焼き、スダチなどの柑橘系とも相性のいい魚です。
