オコゼ
まるで押しつぶされたような顔をしている「オニオコゼ」を普通、単にオコゼと呼びます。背びれに猛毒を持つため、取り扱いには注意が必要ですが、白身で脂肪が少なく淡白な味わいです。顔に似合わず、高級料理店でも美味と称されています。近年では、漁獲量が徐々に増え、スーパーでも手ごろな価格で売られています。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
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- 主な産地
- 県内一円
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全長は30cm近くになりますが、成長が遅く漁獲できるようになるまでには3年以上かかる魚です。長い時間をかけて育ったオコゼは、透き通るような白い身と、ほどよい歯ごたえ、そしてさっぱりとした後味が楽しめます。活け造り、から揚げ、味噌汁など、その食べ方は多岐に渡ります。白身魚の中でも、上品な身の旨味を料理ごとに味わうことができます。