クルマエビ
茶褐色のしま模様が特徴的で体を丸めると車輪のように見えることから、この名前が付いたと言われています。クルマエビはエビの中でも養殖の歴史が古く、特に種苗生産の技術はこのエビで開発されました。そしてクルマエビ養殖事業は香川県高松市で始められました。現在ではアジア・南米などでも盛んに行われています。また放流し、漁獲する栽培漁業の代表種であり、香川県でも夏に数多く放流され、成長が速いので、秋~初冬にはもう漁獲されます。
- 旬の時期
- 出回り時期 最盛期(旬の時期)
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- 主な産地
- 県下全域(天然)
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養殖が盛んで、成長も速いクルマエビは、1年中美味しく食べることができますが、天然ものが多く獲れるのは5月から。塩焼き、天ぷらなど様々な料理で楽しめます。鮮度によって味わいが大きく変わってくるのも特徴のひとつですが、水から出しても長時間生息できるので、おがくずの中に詰めて出荷したり、贈答品として贈られたり、新鮮なまま食卓に届けられています。獲れたての風味と、クルマエビならではのプリプリとした食感を楽しむことができます。