第5回 讃岐牛オリーブ牛
梶 剛(かじつよし)
NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ
明治15年頃に小豆島で黒毛和牛の肥育が始まった香川県。
さらにオリーブ栽培の歴史も100年以上。その2つの歴史が合わさって、
昨年新しくデビューしたのが“オリーブ牛”!
ブランド和牛として人気の高い“讃岐牛”の中でも、オリーブ飼料を食べて育てられた牛だけが、
名乗れるプレミアムな和牛肉なのです。オレイン酸も豊富で、とっても柔らか!
今回から新リポーター“梶剛”さんが登場です。
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オリーブ牛ってどんな牛?
梶さんがまず向かったのは、オリーブの島・小豆島。ここにオリーブ牛の匠・石井さんの牛舎があります。出迎えた石井さんは、さっそくオリーブ牛の説明をしてくれました。
ある時、オレイン酸が体に良いと聞いて、「だったらオレイン酸が豊富なオリーブを牛に食べさせたらいいのでは?」と思いついたそうです、石井さんが実際に牛たちにオリーブ飼料をやってみると、モリモリと食べてくれました。
でも梶さんが怖々やってみると… どうやら牛たちも相手をみるようです。 -
なんと奈良時代から放牧が!
「なんで小豆島で牛を?」、梶さんの素朴な疑問に石井さんが連れて行ってくれたのが、すぐ近くにある“八坂神社”。
ここには『宮牛放牧之跡』と書かれた石碑が。なんでも今から1300年前の奈良時代に、朝廷に献上する宮牛がこの地で放牧されていたとか。
香川県でオリーブ栽培が始まって、今年で100年以上。なるほど、畜産とオリーブ栽培、両方の長歴史がようやく合わさって、オリーブ牛が誕生したんですね。 -
オリーブ牛を食べる!
オリーブ牛の匠・石井さんからオリーブ牛のことをいっぱい聞いた梶さんは、食欲がもりもり。あんなにかわいい牛たちを見たばかりなのに… 小豆島を離れて次は高松市鍛冶屋町にある焼肉屋さんへ。
あったあった、入り口にオリーブ牛の看板が。お店の方にお伺いすると、オリーブ牛は肉質が柔らかく、旨みも豊富なんだとか。
またお肉の色の美しさも特徴的。さっそく食べてみましょう! -
肉汁ジュワ~、まさに絶品!
来ました来ました、オリーブ牛が!確かに目を見張るほどキレイなお肉です。これは期待が高まります。
お店の方の指導通り、あまり焼きすぎずほどよいところでパクリ!肉汁が口いっぱいにジュワ~。旨みが濃いのに後口はアッサリ。梶さんもその味わいには脱帽です。
この美味しさはオリーブ飼料が体に良いことはもちろん、畜産家の方々の工夫と牛たちを大切に思う気持ちがあったからこそ。
デビューしたてで早くも注目を集めるオリーブ牛。皆さんもぜひ一度食べてみてくださいね。