第15回 小原紅早生
梶 剛(かじつよし)
NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ
数ある”さぬき讃フルーツ”の中で特にユニークなのが、”小原紅早生(おばらべにわせ)”。
糖度が高いだけでなく、見た目も赤いみかんなのです。でもそれだけでなく、実は”奇跡の赤いみかん”と呼ばれているとか。
なぜ”奇跡”なのか?そしてホントに言われるほど赤いのか?梶さん、今回もリポートお願いします!
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奇跡のみかんをリポートに坂出市へ
“奇跡のみかん”を求めて坂出市郊外の山にやってきた梶さん、遠くに瀬戸内海を望み、とっても風光明媚な場所です。
「奇跡のみかんは、こんなきれいなところで育ってるんやぁ」。リポートに応対していただいたのは、小原紅早生の生産者、品治(しなじ)さん。あれれ?梶さんの他にも女性が…
梶さんが出演しているTV番組の取材があったのです。 -
ええ?!みかんがここまで赤い!
品治さんがまず見せてくれたのが、一般的なみかんと小原紅早生。
並べてみるとその赤さは歴然!「めちゃくちゃおいしそうに見えますねぇ。
でもなぜ“奇跡のみかん”なんですか?」実は小原紅早生は品種改良で生まれたのではなく、20年前に坂出市の農場で偶然発見されたみかん。
最初は一枝になっていたのを接ぎ木で増やしていったのです。なんと言っても特長的なのが見た目の赤さと食べたときのさわやかな甘さ。
その美しさと味わいから、冬の高級ギフトとしても扱われているほど。 -
香川のみかん農家の救世主。栽培にもこだわりが
全国同様、みかん農家が減少していた香川県。でもこの小原紅早生のおかげで盛り返してきたとか。
「偶然発見された小原紅早生で救われた、だから私たち農家にとっても“奇跡のみかん”なのです」(品治さん)そんな大切なみかんだからこそ、栽培方法にも様々な工夫が。
畑に敷き詰められた白いマルチシートは、雨が直接地面に染みこまないようにして水分量を適切に調整するため。
また一つひとつの実に太陽光をまんべんなく当てる効果もあるそうです。 -
すごく甘くて濃厚な味わい。後味はすっきり
小原紅早生は栽培だけでなく、出荷時にもこだわりが。集められた実の表面の傷や糖度、酸味を1個1個厳しくチェック。
基準を満たしたものだけが小原紅早生として店頭に並ぶのです。
最後に梶さん、品治さんの畑の小原紅早生を食べさせてもらうことに。
しかも自分で実を選んでハサミでチョキン!採れたてを食べてみると、「あっまーい!濃厚な味なのにすっきりしてる!」見た目だけでなく、おいしさにも驚いた梶さんでした。