第22回 もも
梶 剛(かじつよし)
NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ
サンサンと降り注ぐ太陽の下、大切に育てられた香川県産品のフルーツの中で、
一定の基準をクリアしたものだけが名乗れる”さぬき讃フルーツ”。
今回はその中でも、ちょうどこれから旬を迎える”もも”をリポート。香川県下でも有数の
産地である丸亀市飯南地区の選果場に到着すると、早速甘い香りが・・・でも、ももの姿は見えず?
梶さん、リポートを頼みます!
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農家から届いた“もも”は、すぐさま冷蔵庫へ
梶さんがJA香川県仲多度地区営農センターの香川さんにごあいさつしていると、ちょうど農家から穫れたてのももが入荷。
すると目の前の大きなドアが開いて、中へどんどん運び込まれます。しかも中からは涼しい風が…
「届いたももはすぐに冷蔵庫に運び込まれます。この中はももの保存に適した15度で保たれているんですよ」。これがももの香りがするのに、姿が見えない理由。
「ハイテクやなぁ~」梶さんもびっくり! -
最新マシンで品質チェック
冷蔵庫のももは手で触って傷まないよう荷受コンテナごと別の部屋へ移動。ここも涼しい~「この選別部も室温25度に保たれているんです」。
トレーに載ったももが最新鋭のセンサーで色や形、糖度によって素早く分類されていきます。
さらに出荷用倉庫も15度に設定。温度と衝撃、両方のダメージを防ぐ工夫が凝らされているのです。
選果場で傷みにくいから、ももが樹で熟れるのをギリギリまで待てるのだとか。
「香川のももって、ここまでこだわってるんやぁ」。 -
明治から始まった、香川のもも栽培
続いてもも園へやってきた梶さん、今度はJA香川県飯南地区桃生産販売部会長・大林さんにリポート。
「雨が少ない日照時間の長い香川県はもも栽培に適している土地柄。古くは明治時代から栽培が始まっているんですよ」。
こうした長い歴史が、高品質なももづくりを支えているのです。広いもも園を見渡すと、早生の出荷時期のため木々には袋がけされたももがたわわに実っています。
「うまそうやなぁ~」。
なんと梶さん、穫れ立てを食べさせてもらえることに! -
冷やして洗ったら、皮ごと丸かじり!
ももは1本の木に300~400個の実がなるとか。
梶さんは出荷直前のももをじっくり選んで手摘み!「水で洗って産毛を取り、皮をむかずにそのまま食べるのがおいしいんですよ。皮ごと食べた方が栄養も高いと言われています」。
大林さんに教わったとおりに洗ったももを丸かじりしてみると…「甘~い!香りもエエし、もも食べるときはこれやなぁ」。
リポートも忘れてガブガブ食べてしまった梶さん。
香川のももの味に大満足したようです。