第24回 タコ
梶 剛(かじつよし)
NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ
夏から秋のマダコ、冬から春のイイダコ・・・香川県は年間を通じてタコの漁獲が多く、
田植えの時期には「半夏生のタコ」と言ってタコを食べる風習もあります。
総務省の家計調査では、高松市の家庭の過去の年間消費量が全国2位
(総務省家計調査、県庁所在地・政令指定都市での比較)になっているという”タコ好き県”なのです。
夏が旬の”讃岐のマダコ”を求めて梶さんが料理やさんに突撃〜
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讃岐のマダコは、どんな料理も合う~
香川で獲れた旬のマダコ料理が食べられると聴いて、梶さんがやってきたのは丸亀市にある"さぬきダイニング認定店"ほくろ屋。
店主・山田さんが、水槽で泳いでる見事な大ダコをさっそく調理してくれました。切り取った脚がなま板で暴れるほどの活きの良さ!
皮を剥ぐと、真っ白な身が現れます。「これはウマそうやなぁ~」手際の良さに梶さんも目が離せません。 -
身がプリプリして、甘~い
出てきた料理は身の部分は刺身に、剥いだ皮と吸盤は素焼きに、脚先の部分はそのまま躍り食いと、いろんな味わいが楽しめる一皿。さっそく刺身を食べてみると「うわ!プリプリコリコリしてて、ほんまに甘い!」。
瀬戸内のタコはワタリガニやエビなどを食べているため、身が甘いのだとか。
店主・山田さんは「ニンニク効かせたオリーブオイルで炒めても美味しいですよ」とニコニコ顔。香川の郷土料理"いもタコ""タコ飯"など和風はもちろん、洋風・中華など多彩な料理に使えるのもタコの魅力です。 -
男木島沖でタコ漁をリポート!
タコ料理を堪能した梶さん、続いて男木島沖へ。瀬戸内国際芸術祭のアーティストにタコや竜をペイントされた"辰巳丸"に乗り込みます。船長の河原さんは、タコツボを使った"タコつぼなわ漁"の漁師。
「タコは年中獲れるけど、特に夏はよく獲れる」のだそう。次々と引き上げられるツボから、どんどんとタコが現れます。1回に100個くらいのタコツボを沈めるのですが、どこに沈めたかは「島の形で覚えてる」と聴いて、梶さんビックリ!「さすが海の男は違うわぁ」。 -
素早い!パワフル!
ツボから出てきたタコを、漁師さんがひょいひょいと生け簀へ移すのをみて、やってみたくなった梶さんが、さっそくチャレンジ。でも獲れたてのタコはめちゃくちゃスピーディでチカラが強い!悪戦苦闘して、なんとかお手伝いできました。
タコはタウリンが豊富で疲労回復にも効果があるとか。
「タコ食べて疲れ取らんとアカンわぁ」。香川県産タコの活きの良さを身をもって体験した梶さんでした。