第29回 レタス(らりるれレタス)
梶 剛(かじつよし)
NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ
温暖な香川県は冬期のレタス栽培が盛ん。品質が良いこともあって市場からの人気も高く
首都圏はもとより遠くは北海道まで出荷されるほど。今回のリポートは、このレタス。
収穫から料理まで、”らりるれレタス”の愛称で親しまれている県さんレタスの魅力を
梶さんがたっぷりお伝えします!
-
約54年前から始まった香川のレタス栽培。
今回お訪ねしたのは、JA香川県観音寺地区レタス部会・久保さんの農場。のどかな風景の中、レタス畑が広がっています。
「香川県は約54年前からレタス栽培を始めています。中でも西讃地区は県産レタスの約45%を栽培しているんですよ」。なんと、香川県は半世紀以上も前から続く歴史ある産地だったのです。
これには梶さんもビックリ。また水稲とレタスを交代で栽培(輪作)するのも特徴なのだとか。「そうすることで連作障害を減らし、健康なレタスを栽培できます」。
※連作障害=同じ種類の作物を同じ場所で続けて栽培(連作)することで次第に生育不良になっていく現象。 -
香川県産は、日持ちがして甘い!
県産レタスの品質へのこだわりは、これだけではありません。県内の栽培農家は、なたね油粕や米ぬかなど天然由来の資材を中心としたオリジナル肥料“らりるれ専用肥料”を使用。
さらに農薬の使用にも厳しい基準を設け、低農薬栽培を行っています。「栽培農家が一丸となって、安心・安全に細心の注意を払っているんです」と、久保さん。そのため市場からは「香川県のレタスは日持ちがよくて、甘くて歯ごたえが良い」という評価を得ているとか。梶さんは自ら収穫したレタスをその場でパク!「うわ!確かに歯ごたえエエわぁ」。 -
梶さんが、レタス料理に挑戦!
続いて久保さんのお宅を訪問。ここでは久保直子さんが、レタス料理を用意してくれました。梶さんも料理づくりに挑戦。「レタスの生春巻き」を作ってみると、「巻いてるとレタスがグイグイ押し返してくる!」。この弾力は一枚一枚の葉に厚みがある県産レタスならでは。中華スープには芯に近いところのをどっさり。
「ほんま、捨てるところないんですねぇ」。あっと言う間にレタス料理ができあがりました。 -
和洋中、いろんな料理に使えます。
先ほど自分で作った「レタスの生春巻き」をかじると、シャキシャキと良い音が。「歯ごたえが気持ちいい!見た目もオシャレやし、パーティとかにもエエですね」。レタス入り中華スープは、「このレタス、甘~い」。そしてレタスを酢味噌であえた「チシャもみ」は、香川県ならではの料理。これは梶さんも子どもの頃から食べていた大好物。「まさに家庭の味ですよねぇ」。
和洋中、なんにでも使えて甘味や歯ごたえも楽しめる香川県産レタス、その魅力を堪能した梶さんでした。