第43回 オリーブ夢豚・オリーブ豚
梶 剛(かじつよし)
NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ
香川県の県花県木であり、百有余年の歴史を誇るオリーブ。
この採油後の果実を混ぜた飼料で育ったのが、オリーブ夢豚・オリーブ豚です。
さてさて、オリーブが入っていない飼料で育った豚との味の違いは?
お肉大好きの梶さんが、その魅力に迫ります!
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豚とオリーブの出会いが生んだ香川県オリジナルブランド。
今回のテーマは、オリーブ夢豚・オリーブ豚。どちらも飼料にオリーブ採油後の果実を混ぜて育てた畜産物ですが、オリーブ夢豚は肉質が良いといわれている英国のバークシャー種をもとに開発した讃岐夢豚から、オリーブ豚は香川県産の豚から生まれたブランドです。その飼育農場にやってきた梶さん。綾歌郡綾川町で畜産業を営んでいる『大和畜産組合』を訪れました。『大和畜産組合』の組合長であり、『香川県オリーブ豚振興会』の副会長である増田さんに案内していただいて、梶さん、いざ豚舎の中へ。
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健康に育った豚だから、おいしくて安心。
豚舎の中では、豚が飼料をモリモリ食べていました。「オリーブには生活習慣病の予防に良いといわれるオレイン酸や、がん予防に役立つといわれるポリフェノールなどの抗酸化成分が多く含まれています。オリーブ採油後の果実を与えると、肉の旨味が豊かになります」と増田さん。飼育で特に大切にしているのは健康面だそうです。「たとえば床はすのこにして、豚がフンをしても床下に流れるように工夫。当然、掃除にも気を配っています。衛生的な環境を保ち、健康的に育てています」と教えてくださいました。「だから豚がキレイで、肌ツヤが良いんですね」と梶さん、納得です。
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食材として幅広く使える。
飼育農場を後にして、オリーブ夢豚・オリーブ豚の料理が味わえるお店へ。『廣東料理 中国酒家』にやって来ました。店主の関さんにつくっていただいたのは2品。“アスパラとモモ肉の炒め物”は、香川県産品であるアスパラガス“さぬきのめざめ”などの野菜を湯通しして、オリーブ夢豚と炒めた逸品。手早く炒めるのがおいしく仕上げるためのコツだそうです。もう一品が、“バラ肉のしゃぶしゃぶ”。にんにくのピリ辛ソースをからめて、いただきます。梶さん、できたての料理を口に運びます。さて、そのお味は?
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口の中に広がる、ジューシーな肉汁。
「甘い!そして、あっさりしている!」と、お肉を頬張った梶さんが、その味にご満悦。オリーブ夢豚・オリーブ豚は、よく売られている豚肉に比べ、フルーティーな甘味のある果糖が約1.5倍も高いといわれています。口の中で甘くとろける味わいを楽しめつつ、さっぱりしているので箸が進むんです。「豚肉独特のクセがないでしょ?だから、オリーブ夢豚・オリーブ豚は当店でもよく使っています」と、関さん。プロの料理人も認める、その魅力に梶さんもハマった様子。みなさまも、ぜひお召し上がりください。