第57回 レモン
梶 剛(かじつよし)
NSC大阪校22期生
2005年ムーディ勝山と“勝山梶”結成
2008年ABCお笑い新人グランプリ新人賞
2010年ピン芸人“梶剛”として活動
出身地:香川県三豊市 1981年3月28日生まれ
黄色でまろやかな完熟レモン。爽やかな酸味が魅力のグリーンレモン。
冬暖かく雨の少ない香川は、日本でも数少ない、レモンの栽培にぴったりの場所なのです。
国産の安心感とフレッシュな味わいで、いま急上昇中の香川レモン。
梶さんと一緒に、レモンの生産者のお話を伺ってみましょう。
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香川のレモン栽培について
三豊市仁尾町、燧灘を望む山の斜面のレモン畑。たわわに実をつけるレモンの木に歓声をあげる梶さんです。実は、香川県はレモンの名産地。「レモンは雨と寒さが苦手。香川は冬も暖かく雨が少ないので、レモンを露地栽培できる国内でも数少ない産地なのです」と生産者の吉田さん。海上の空気が斜面を昇り山でせき止められる仁尾地区は、暖かい空気が長くとどまる絶好の地。「山がレモンを守ってくれるんですね!」と梶さん、さらに驚きます。
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香川レモンの歴史について
香川県でレモン栽培が始まったのは約40年前。防腐剤などを使わない安心安全なレモンが食べたいという消費者の声に応えて生産が始まりました。国産レモンはどれだけフレッシュなものをお届けできるかが大切という吉田さんに「新鮮なままお届けできれば、防腐剤は不要ですね」と梶さんもうなずきます。最近はレモンの皮も使う方も増え、ますます安心安全な国産レモンの人気が高まっているのだそうです。梶さん思わず「ちょっとかじってみていいですか?」
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レモンを皮ごと食べてみました
その場でレモンを摘み取る吉田さん。黄色は昨年の秋、緑は今年の春に花が咲いたもので、味も違うのだとか。梶さん、まずは黄色のレモンをがぶり!「すっぱ!香りがいい。噛んだ瞬間に広がります」。続いて緑は?「んっ!こっちのほうがすっぱい!!全然味が違う!」。吉田さんによると、緑のレモンを楽しめるのは冬までの期間限定。その後は黄色いレモンになり、成熟した食べやすい味になるそうです。
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おすすめの食べ方について
梶さん、吉田さんにおススメの楽しみ方を教えていただきました。それは発酵レモンのドリンク『しゅわしゅわレモン』。スライスレモンと砂糖を2対1の分量で入れ、毎日素手で混ぜると、1週間で泡とともに発酵ジュースのできあがり。炭酸水で割っていただきます。「めちゃくちゃうまい!レモンのおいしいところがつまっている」と梶さん大絶賛!「仕事後に飲むと生き返る気分。クエン酸も豊富ですからね」と吉田さんもにっこり。「皮も果汁も安心して使えるからこその食べ方ですね」と香川のレモンに魅了される梶さんでした。