「うどん県。それだけじゃない香川県」として香川の「うまいもん」を全国にPR中の我が香川県ですが、今回は地元の方々にまだ知られていない香川の豊かな食を体感してもらうおうと「さぬきうまいもん体感プロジェクト」を開催しました。

プロジェクト第一弾「瀬戸内の豊かな幸を握る」では、日頃、握り寿司でいただく事の少ない瀬戸内の地魚を、地元の食を知り尽くした寿司職人に握ってもらい、そのおいしさと新しい食べ方を体感していただきました。ネタの地魚だけなく、地元の味豊かな調味料や食材と合わせて、ひと手間もふた手間もかけて見事な一品に仕上がった地魚の握りに、参加者全員舌鼓を打ちました。また板長による地魚のおいしい料理法の伝授や香川のおいしくて質の良い水産物の紹介もあり、地魚の奥深い味に大納得のプロジェトとなりました。

第二弾は、「みかんのおいしさ満載 味比べからスイーツまで贅沢な味覚」と題してフルーツの体感プロジェクトを行いました。果樹研究の最前線、府中果樹試験場で、研究員の方からみかん栽培の歴史から生産・収穫、特徴等の詳しい説明を受けながら、5つのお薦めのみかんの味比べ。見た目と違って甘くておいしいミカンや、手をかけて大切に栽培し、厳しい品質管理のもと出荷しているみかん等、参加者の皆さんから驚きとおいしい！との声が上がっていました。また、香川県オリジナル品種「小原紅早生」を使った新作のパンとスイーツの試食もあり、発見と笑顔あふれるプロジェクトになりました。

最後は「オリーブ牛をまるごと食す」ということで、香川県一押しの牛肉、オリーブ牛の魅力と部位ごとのおいしさを満喫していただきました。オリーブ牛の肥育のご苦労や特徴・効能のレクチャーを受けて、いよいよ待望の試食。日頃、部位を食べ比べる機会はあまり無いので、参加者の皆さん一口一口、味と食感の違いを確認しつつ召し上がっていました。ステーキでは、やわらかくさっぱりとした肉質と脂身の甘みを体感して頂きました。食事の合間には、オリーブ牛広め隊の方からお肉の詳しい説明やおいしく食べる調理法の楽しいお話もあり、皆さんお腹も知識も大満足のプロジェクトとなりました。

ご参加頂いた皆さんから、「地元にこんなにおいしい物があったとは」「ぜひ今度購入してみます」とのお声やPRの仕方についてのアドバイスをいただいき、本当にありがとうございました。皆さんのご意見を参考に、今後も県内・県外に「それだけじゃない香川県」を知っていただけるプロジェクトを企画して行きますのでご期待下さい。